某セミナー終わった

昨年末からの懸案事項だった某セミナーは無事終了.一日に5時間(1.5-2.0h x 3)も話したのは初めてだったので,後半に入ると喉が枯れて辛かった.結局,スライドをまともに作り始めたのは正月休みに入ってからになってしまい,一週間で 120p のスライドを書くのは流石にしんどかった(年始からデスマーチ;それでも相棒はしっかり見てしまったが).
今回もっとも厄介だったのは,聴衆の事前知識がどれぐらいか良く分からなかったこと.普段なら省略して済ませてしまうところを,何故そうなる/するのかとちゃんと書こうとしてみて,基礎的なところで自分がいかにいい加減な知識しか持っていなかったかを思い知らされた.また,二限目は自分の研究の話などもしたのだけど,複雑で説明するのがいくら厄介でも,分かってもらいたい,伝えたいと熱意を持って話すというのは大事だなと思った.聴衆に粘り強く聞いてもらうためには,話す方も伝えたいと心の底から思って話さないとダメだ.
聴講は40人ぐらい.それなりに質問も来たし,まあいいか.しかし,パーセプトロンも知らない人に,ここ数年の機械学習の会議の論文を紹介するとか,どんな無理ゲーなんだ.
資料を書いている間ににジャーナルの査読の二回目が回ってきたけど,連休明けまで放置することにしよう.なんせ,回答書が 30p 以上もある.休んでいる間に後数本ぐらいジャーナルの二回目査読が回ってきそうな嫌な予感がするが・・・