MacBook (Air) の入るカメラバッグを調べてみた
通勤や学会出張には Arc'teryx Quiver (W18-28 x H45 x D10; 0.74kg; 11L) をもう5年以上使っている.アウトドアブランドらしく固定ベルト・バックパネルのフィット感が抜群に良く,ポールクリップが折りたたみ傘や(学会発表用の)ポスターを固定するのに使いまわせる上,止水ジッパーを備えていて防水性も高いので,非常に気に入っていたのだけど,もともとウィンタースポーツ用ということもあり A4 のノートがぎりぎり入るサイズなので,中の書類の角が丸まったり,さらに止水ジッパーが壊れたりして,だんだんと苦しくなってきた.さらに最近,珈琲器具や一眼レフなど,バッグに入れるものが増えたので,バッグを買い換えようか,あるいは買い足そうか迷っている.
カメラを持って行くとなると,それがいちばん嵩張るので,カメラバッグの方から探してみるのが良いかも知れない.兼用か専用か,判断が難しいところだが,まずは Quiver を置き換えるつもりで MacBook (Air) の入るカメラバッグを調べてみた.
バッグに関して個人的に重視する項目は,
- 収納性(内部収納の柔軟性; 三脚,折り畳み傘,ポスター等のための外部固定クリップの有無)
- 機動性(嵩が小さく重心が安定し,ベルト,バックパネルのフィット感が高く走り易いもの)
- 防水性(素材自体の防水性,止水ジッパーの有無)
の三点.Quiver の一回り大きいサイズがベストなのだけど,そういうものがあるか.ざっと調べた見たところ,目ぼしいバッグは以下のような感じ.サイズは外寸(内寸; 分かる場合のみ),価格の前に書いてある数字は,バッグに入る MacBook (Air) のサイズ*1.外寸の小さい順に並べてある.
- 土屋鞄製作所 カメラ散歩バッグ: H20.5 (17.5) x W33.5 (32.5) x D10 (9.5); "11; 42,000円
- NG A2540 ミディサッチェルバッグ: H27 (23) x W28 (27) x D15 (11.5); 0.79kg; "11; 10,103円
- 福岡帆布 ライターズバッグ: H28 x W34 x D11; 1.1kg; "13; 18,900円
- Timbuk2 スヌープ カメラメッセンジャー: H24.5 x W40 x D13; 14L 1.44kg; "13; 14,700円
- SUPERCLASSIC とれるカメラバッグ: H25 (22) x W32 (31) x D16 (8-11); "11; 19,950円
- ThinkTankPhoto アーバン・ディスガイズ 35 V2.0: H26.5 (25.5) x W34.3 (33.3) x D15.5 (11); 1.4kg; "13; 16,000円
- Crumpler 6 ミリオン・ダラー・ホーム: H25 x W29 x D19.5; 8.5 L; 1 kg; "11; 11,800円
- TENBA Messenger Mini Photo/Laptop Bag: H27 (24) x W36 (34) x D15 (9); 0.8kg; "13; 11,920円
- INCASE Ari Marcopoulos Camera Bag: H28 x W48 x D17; "13; $199.5
- ケンコー・トキナー PRO1D2 SH-ML: H27 (20) x W39 (33) x D24.5 (14); 1.58kg; "11; 8,053円
- Lowpro ステルス リポーター D550AW: H30 (25) x W41 (38) X D28 (18.5); 2.41kg; "13; 20,043円
ショルダーバッグなら土屋鞄製作所や福岡帆布のデザインに引かれるが,サイズ的に海外出張に使い回すのは厳しいか.Crumpler の8ミリオンダラー,TENBA のメッセンジャーバッグなら海外出張にも使えそうだけど,機動性が落ちそうだ.
メッセンジャーバッグ(ワンショルダーバッグ)の Timbuk2(インナーが取り外し可)や INCASE の Ari Marcopoulos Camera Bag 辺りが調度よいサイズで良さそう.後者の方が質感は良い感じだけど,入手性が悪そうだ.とれるカメラバッグは,サイズも小さく,カメラ専用という印象.
汎用のバッグにカメラインナーを加えるという手もあるし,もう少し考えてみるかな.
*1:ほとんどのバッグについて,実際に使用している人がいるかを確認した.