結局,直帰するのが正解だった

昼過ぎに職場に着いたら部屋には誰一人いなくて,どこかいつも少し違う感じがする一日だった.神保町近辺で某論文誌の編集会議があったので,少し早めに出て二年ぶりに珈琲舎 蔵に寄った.今回は煙害もなく,客も少なかったので,査読をしながらブラジルとモカを一杯ずつ.チーズケーキも食べたのだけど,どうも意識が論文の方に行ってしまって珈琲自体をあまり味わうことができなかった.うーん,勿体無い.店で珈琲を飲むときは,何をしているのが良いのか.猿楽珈琲@恵比寿*1に行ったときのように,詰将棋でも解いているのが良いのかな.
某編集会議は予定の半分弱の時間で終わって,家に直帰するか職場に戻るか少し迷ったが,帰るのには早い時間だったのと珈琲豆を忘れていたので,結局職場に戻った.その後,博士学生たちと論文の方針について議論したりして一仕事.ついで,最寄りの沖縄料理店で同僚氏たちと一杯ひっかけて終電で帰ったのだけど,金曜の終電はぎゅうぎゅうのぎゅうで最後まで座れず,立ちっぱなし.満員電車で前にいた女性が体調が悪くなったのか車内で座り込んでしまっていたが,その気持はよく分かる.飲んだ後にあれは辛い.家に着いてから気がついたけど,珈琲豆は職場に忘れたまま.なんのために戻ったの.
論文投稿やミーティングでの発表があって忙しかった先週と比べれば今週はデモぐらいで比較的のんびりした一週間だったけど,雨続きで憂鬱でいまいち仕事が進まなかった.振り返ってみると,自分の研究室の昨年度の成果登録や学会出張の準備*2ぐらいしかしていなかったような気がする.来週から月末にかけて,査読の締め切りや新しい査読の依頼や論文投稿やミーティングなどなど,仕事がしだいに増えていくので,本当はもっと仕事を先取りしてしておかなければいけなかったのだけど.
出張準備の方は日程がお盆直前だけあって目ぼしい便は空席がどんどんなくなっていたので,チケットを予約するのにまず手間取った.そんな中やっと便を決めてオンラインで空席を確認してから予約を入れたら,空席はいまなくなったから別の便を選べと言われて予約ができなかった.すぐに別の便を探す気にもなれなかったので,その後1時間ぐらい放っておいたら3000円ほど高い料金で同じ便に一席だけ空きが出ていたので再度トライしたら予約できた.何なのこれ.その後,学会の Registration をして,ホテルを学会のサイトから予約しようとしたら,もう最寄りのところは空きがあまりなくてげんなり.学会のサイトからホテルを予約するのって(部屋の確保数が少なかったり,予約が集中したりで)良いところが予約できた試しがない.結局(空きがなかった)ホテルを HIS で探したら,まだ予約できた(上に,学会の割引料金よりだいぶ安かった)のでそちらで予約.
学会出張って,なんでいつもいつも7月とか8月とかハイシーズンにやるのかな.6月か9,10月ぐらいにやってくれれば余裕があって良いのに.行かないのもストレスだけど,行くのは行くのでしんどい.
[追記]予約した航空券,今日見てみたら1万5000円ぐらい値下がりしていた.えー.出発日が近づくにつれどんどん値上がっていくものだと思い込んでいたが,必ずしもそういうわけでもないのか.

*1:名刺の100円引きはまだ有効で,次回もまた使ってくださいと言われた.

*2:専門分野の最高峰の国際会議に共著論文が通った - ny23の日記で論文が採録された会議.行くか行かないかずいぶん迷ったが,最終的に本会議のみ参加することにした.自分が発表するかどうかは未定.というか口頭発表かポスター発表かもまだ決まっていない.