マイレージ取得を自粛=官僚の公務出張−政府答弁書

公務員かそうでないかで意見は分かれそうだが、非公務員の立場では、そもそも貯めるべきではないという人や公費削減に使うべきという人がいる一方で、マイレージ管理に国費がかかるなら本末転倒だとか、それぐらいの役得はあっても良いという人もいたりするなど様々な意見があるようだ。個人的にはこの役得には許容範囲が有るような気がしていて、一年に数回の海外出張なら貯まるマイルも知れているが、十回以上出張する教授・所長クラスだと一年に数回海外旅行できるぐらい貯まってしまうのでちょっと何か制限した方がいいのではという気もする。
役得に関してあんまり厳しく言い過ぎると、公費による海外出張時には、(ワインとか)個人のお土産買っちゃダメとか、自費負担でも必要以上に高額な食事をしてはいけないとか、(長期出張での土日や仕事がオフの平日など)自由時間にも自費負担であっても観光不可とか、何だかがんじがらめにされそうで微妙。特に、自分のような研究者は、学会出張は息抜きも兼ねていることが多いのでそこまでガチガチにされるとやる気が落ちて成果も落ちてしまいそうな気もする。そういう意味では役得にはそれなりの良い効果もあって、双方の意見を聞きつつ調停してもらいたいと思っている。
関連する話題として、現在は公務出張などでは請求書をもらってから実際にお金が下りるまで時間がかかるために、私金立替しないといけないケースが頻繁にあって(特に航空券は即入金が必要な場合が多い)、場合によっては現金を用意できずクレジットカードを使わざるを得ないことがあるが、これもカードのポイントが貯まってしまうのでマイレージと同じような問題を生じている。個人的にはこっちの方が気持ち悪いので何とかして欲しい・・・