2017北海道サイクリング五日目

えとぴりか村、オーナーさんの就寝時間が21:00で同室の人もそのタイミングで就寝したため、今回の旅で初めてぐっすり眠ることに成功。ベッドふかふかで寝心地もよく、カーテンもしっかり閉まって5時前の朝日対策も万全。

コース概観 (google map)

起きたら鼻が詰まっていて咳が出るのでこれはどうも風邪の症状だ。。熱は無さそうなので、走って体を温めて回復すれば良いか。しかし、いつもよりくる時期が早いと思って長袖の薄着一枚しか持ってこなかったのは失敗。。ダラムサラーで掛け布団が夏仕様で薄かった割に朝冷え込んだのがまずかったのだろうな。お風呂もすごいぬるかったのに沸かし直さず入って寒い思いをしたし。。

今日は台風の影響というわけでもないと思うけど、オーナーさんの話では北東の風7mということで、摩周湖近辺へのルートはかなりの向い風になりそうだったので、ご飯を食べてすぐに出発。今日の宿の美留和のましゅまろまで直行すると99kmのようだけど、去年食べて最高に美味しかったミルクレームのソフトクリームと、去年は台風で流されていた養老牛温泉のからまつの湯が復活したということなので立ち寄ることにした。

寄り道してもあまり距離はないかなと思って、霧多布岬の展望台によって出発。今日は昼を食べるポイントがないため、こまめに食料をとることとし、セイコーマートセイコーウィダーインゼリーを腹に入れた。

そにあと、ミルクレームまでの道のり、とても辛かった。最初は強烈な向かい風とアップダウンが、そして次は農道の5-10mおきの凹凸。。お尻を乗せるサドルが板なので、ダメージが蓄積するのと、凹凸通過時にお尻を浮かせる必要があるため、漕ぎ続けことができなかった。道東だけに、牧場がたくさん。野鹿の群れもいたけど、写真を取ろうとしたところで逃げてしまい。

途中でカロリーメイトを買って食べたけど、エネルギー不足気味の状態となり、咳も出続けるしでへろへろになって75kmミルクレームに到着したのは午後1時過ぎ。予想より1時間も遅く、それもそのはずで平均速度は19km/hぐらいしかでていなかった。

ミルクレームの店内は例によって人がおらず、すぐ戻りますとの言付けが置いてあったので、店員さんが来るまでのちょっと暑いしな、と服を脱ぎ始めていたら、去年いたお兄さんではなく、若い女性の店員さんが帰ってきて気まずい状態に。。。ソフトクリームは昨年度通りの美味しさで、非常に満足。

そこからはダッシュで養老牛温泉からまつの湯へ。先客1名で、後客2名。湯船はすっかり回復していて湯も適温で最高だった。長居したかったが、宿まで40kmほどあるので3時前に退散。降りる途中、北根室ランチウェイで撃たれないように注意的な看板が。

この後は前半の遅れを取り戻すべく快調にかっ飛ばしていたのだけど、弟子屈に入るあたりでハンガーノック気味になりやばい状態に。。弟子屈ラーメンにもう少しで吸い込まれそうだったけど、16:30で夕飯が食べられなくなるので我慢して摩周湖のアイスに。しかし、ジェラートのダブル一つでは回復せず、お代わりしてしまう。身体が冷え切ったのでセイコーマートでミルクココアを飲んで、さらにダッシュで宿に着いたのは17:00過ぎ。125kmほど走っていてかなり遠回りしてしまった。

今日のましゅまろさんはスペイン人のお客さんが入っているということで通訳することに。9時からのトークタイムは自分一人しか降りてこなかったので、オーナーさん夫妻といつも通りのさし話。マダニ・ヒグマ怖い話や北海道の登山、さらには夏のボイラー故障事件や北根室ランチウェイの話など。お二人とも関西人なので話し上手、聞き上手で癒される。北根室ランチウェイ、ほんと歩きたいので誰か一緒に歩いてくれる人いないものか。一人だとヒグマ怖い。。

これまで途中輪行区間があるにもかかわらず既に581.7km走っていて、初日あまり走っていないことを考えると少しオーバーペースかなという気もする。明日は斜里の風景画までで、42kmしかないのでお休み走。雨降るかと思っていたけど降らないみたいなので、温泉はしごしたり、体調が戻っていれば、去年逃したメーメーベーカリーやしれとこ里味まで足を伸ばそうかな。

今日の進捗
6h12m14s / 125.35km / 20.2km/h
正直、よくこんな平均速度回復したな、という印象。