弁当卵無し

職場の大学近辺は、昼ご飯スポットが残念ながらあまり多くない。電車で来るときは、駅を一つ先で降りてパン屋に寄ってやってくることもあるけど、今日は長く歩く気にもなれず、そのまま大学に来た。キャンパス構内には、学食やレストランもあるが、味が微妙だったり高かったりするので、ちゃんと食べたいときは生協か屋台村で弁当を買う。
今日はお昼に出るのが2時前と遅くなって、屋台村も閉まっていそうだったが、カレーが残っているのを発見 (+1)。三種類のカレーでマサラチキンのみ具が残っていて他の日替わりカレーはルーしか無いという (-1)。しかし、通常100円かかるルー二つがけをサービス0円でやってくれる (+1) ということなのでココナッツ味のルーを半分かけてもらうことにした。昼は沢山食べた方がいいと思い一つだけ残っていたゆで卵 (50円) をプラスした。店長の人と話しているうちに出来上がり。戻って来て空けたら、卵はどこにもありませぬ (-1)。悲しかった。
100 円のルーが 具無し 0 円でサービスされた嬉しさ、50円の卵が入っていなかった悲しみ、嬉しいこと悲しいこと差し引き 0 かと思いきや、古いことほど decay (減衰) があるので、卵が入っていなかった悲しみの方が強く感じられ、今日は悲しい気分。終わりよければ全てよしと言うけれど、それも愛と悲しみの decay なのではないかと思った。
ちなみにカレー自体はなかなか美味しかった (+1)。
人生楽しいことも辛いこともあるけれど、辛いことがあったときは一つ楽しいことをすれば、少し幸せになるのかなと思った。