funride 7月号

最軽量ロードバイクを作るという企画で毎号最軽量パーツの製品を紹介している。最軽量パーツ自体は以前深く調べたことがあるのであまり新鮮味はないが、むしろ興味があるのは最軽量の製品を紹介するパーツの順番。フレーム、クランク、ホイールなどの連載中(今年中)に最軽量の製品の入れ替わりがありそうなパーツはなかなか紹介されず、クイック、カセット、チェーンリング、シフトレバーのような最軽量の製品が動きにくそうなところから紹介しているところなどに注目。今後しばらく最軽量の製品が変わらなさそうなパーツとしては、フォーク、ペダル、ハンドルバー、タイヤ、チェーン、サドルとシートポスト辺りか。日本で入手が簡単なのは、フォークとハンドルバーだが、今の流れだとチェーン、バーテープ、シートピンなどが先に紹介されるかもしれない。連載では3.8kgのCanyonのロードバイクhttp://www.canyon.com/_en/project37/rekordrad_ausstattung.html)を世界最軽量のロードバイクと想定しているようだが、実際の世界最軽量のロードバイクはm2racerの3.5gほどのもの(http://www.light-bikes.com/bikegallery/BikeListing.asp?id=747)で、様々なカスタムパーツ、ビンテージパーツを使ってどぎつい軽量化をしているため、m2racerのロードバイクの重量を下回る真の最軽量のロードバイクを作るのは難しそうだ。