ドイツ出張2日目

乗り換えの飛行機は、A380に比べると流石に古さの目立っており、ディスプレイがやたらと小さく画質が悪い感じがした。夕飯を食べてすぐ寝てしまい、5時間ほどして一度起きて、また朝ご飯を食べて到着まで熟睡。夕飯・朝食共に複数のコースから選択するようになっていたので、夕飯はシンガポール風トンカツ、朝食はチーズオムレツにしたが、食が進む味で良かった。定時にフランクフルト空港に到着。
入国もスムーズに行っていたが、時間に余裕があると油断してトイレに行ったのが最大の失敗。チケットカウンターでTuebingen行きのチケットを買ったが、6:54のICEにギリギリ間に合わなかった。というか、目の前で出発するのを見届けるという最悪の結果に。走ったのに間に合わなかった・・・次の電車は一時間後の上に、約15分遅延。仕方がないのでエビアン(2ユーロ)+チョコパン(0.75ユーロ)を朝食に食べた。
マインハイムでも乗り遅れ、乗り換えまで時間があったのでシュパイヤーに向かった。24分ほどだが、途中の駅で向かいの電車に乗り換えるポイントがあって、ちょっと危うかった。シュパイヤーは小さい駅で、世界遺産の大聖堂に行こうと思うが方角が分からない。Cathedraw と発音してもカテドラルとドイツ語風?に発音しても通じないので途方に暮れていたら、地図を見つけた。デジカメで撮っておけばいいのに適当に歩いたらまた分からなくなって、結局30分弱かかった。大聖堂は、外観に印象の残る立派なものだったが、中の雰囲気はやや静謐さに欠ける嫌いがあった。
マインハイムに戻るとシュツットガルト行きのICEがもう来ていたので乗ると、非常に混んでいた。予約を良く確認すれば(シュツットガルト以降予約の席には)座れたはずなのだけど、うろうろしているうちに座り損ねて連結部の辺りで立っていた。時速を表示するパネルを見ると250km辺りで巡航運転しており、この区間では公称最高速度の280kmまでは出さないようだった。シュツットガルトからは、往復チケットでミュールアッカーに向かおうとしたが、ホームが違うところに電車が来ていたせいで危うく乗り損ねかけた。REは2階建てでそれほど混んではおらず、座って行くことが出来た。マウルブロンは小さい町で、修道院は広場を中心として周りに建物が建ち並び、外壁で周りと少し距離をおいた雰囲気を保っていた。観光客も少なく、シュパイヤーの大聖堂よりも静かな感じが良い。修道院の建物の壁の色が、黄色くなっていて、柔らかみを感じさせた。バス停に戻ってくると次のバスはなんと50分後で、かなり萎えた。恐るべし、マウルブロン。一時間に二本ぐらいはあると思っていたのだけど。
テュービンゲンまでの電車は寝てしまって起きたら着いていた。例によって人に聞きまくって学会会場に着いた。今回は〜はどこですか、というドイツ語を既に10回ぐらい行っている気がする。チュートリアルがすぐ終わり、7時からの観光ツアーを終えてホテルで休憩。ロンリープラネットに乗っていたX grill barでチーズバーガーを頼んで食べた。400円ぐらいだがファーストフードのハンバーガーより遙かに美味しい。ついで、折角ドイツに来たのでビールとソーセージを食べることにする。Ammerschlagでギネスのスモール、ヴァイツェン小麦ビール)のラージを頂いて約800円。さらに、X grill barに引き返してカレー粉をまぶしたソーセージ、約400円を頂いてホテルに戻った。明日はバンケット、明後日はホテルのマウルタシェンかな。