埼玉はただ住むだけの場所,という感じだなぁ

今日は月・火と風邪休んで病み上がりだったところ,帰りに湘南新宿ラインが運休!してしまったので埼京線で赤羽から乗り換えてボロボロになって帰ってきた.埼玉は,車を持てるという利点はあるが,車ですぐ出かけて楽しいところが(県内に)何も無い(秩父ぐらい)というところがイマイチ.さらに,幹線が少ない上,幹線沿いに人口が集中しているため,交通渋滞・満員電車を避けるのが極めて困難.東京に出られるという意味では便利なのだろうけど,そのせいで逆に東京に依存してしまっているというか,埼玉県内を栄えさせていこうという気概がない(みんな割り切って淡々と住んでいる).結局拘って買い物しようとすると,東京に出るか通販するか二択になる.埼玉の前に住んでいた石川と比べると,埼玉の方がただ生活するだけなら便利だとは思うけど,住む楽しさで言えば石川の方が全然上(埼玉出身の妻も同じようなことを言っていた).
食文化的にも埼玉が石川より優れているのはラーメン・うどんぐらい.というか,良い店があっても浦和などの都市部に集中し過ぎ(車党は電車でわざわざ食べに行かないよ).内陸だから魚介系がダメなのはしょうがないが,パン屋のレベルの低さはもはや驚異的だ(これだけ人が住んでいて,この体たらくは何なのか?).チェーン店で満足できる平均的家族が大多数ということなのかも.というか,そういう平均的家族が増えるに従い,個人経営の良店が潰れて行ってしまったのだろう.そういうわけで,あってもなくてもどうでも良い店の割合が非常に高い.鶏口牛後という言葉が連想される.何事も中途半端は良くない.
悪いことばっかり言っても仕方が無いので少しフォローすると,川越近辺は,ちょっと観光客で混み過ぎだけど,雰囲気は良いと思う(ただし,車でどこかに出かけるという意味ではどこに行くにも一番出にくそうな感じ).
それでも,頑張ってあかね寿司のような奇跡の店を探している今日この頃.