オープンキャンパス一日目

朝の通勤ラッシュに一時間もまれて大学に来て,そのままデモの説明に突入.以後,一日中ほとんど立ちっ放しだった.幸い,お客さんはたくさん来たものの特定のデモに偏ること無くうまく分散してくれて,今日はは声が枯れるほど話すということはなかった(それでもかなりくたびれたが).自分の担当するデモが長引きそうなときは,会話をうまく誘導して可視化のデモに移行するようにして,疲労がたまり過ぎないようコントロール.今日は同僚氏が学会出張中のため,都合五つのデモをやる必要があり,説明の順序を考えるのが大変だった.
自分のデモは,全般的に受けていたようで一安心(内容的には去年の延長ながら,大幅に機能拡張したので,さらに色々と遊べるようになっている).他にない大規模時系列データを使っているので,面白いデモを作れて当然というところもあるのだけど,自分としてはそこに自分の専門分野の解析技術を組み合わせることで,相乗的に生まれる面白さがある,というところを伝えたい.大規模時系列データってすごいな!だけではなく,XXXXX(自分の専門分野名が入る)ってすごいな!と思ってもらえたら,自分のデモは成功だ(その辺りを宣伝).初日は少なくとも数人には自分の専門分野の奥深さと面白さを伝えることができたという手応えがあった.例によって,自分の専門分野の研究者はほとんど来なかったが(これは所属しているのが専門分野の研究室でない,というところが大きい)唯一人,出身研究室の後輩がデモを見にきてくれた.ありがたし.
デモが終わった後は,来週月曜にある学生の発表練習を聞いて,スライドを終電近くまで(3時間ぶっ続けで)直していた.こちらは座れたのでまだ良かったが,流石に終わる頃にはヘトヘトになってしまった.自分の場合(学生の論文の)共著に入っているので発表練習につき合うのは当然なのだけど,それ以外にも(自分と同じくデモ担当でヘトヘトの)スタッフが三人,最後までスライドの直しにつき合ってくれた.愛がある研究室だなぁ.感謝.学生の発表にもだんだんと実態の伴う改善が見られるようになってきて,嬉しい限り.
さて,明日一日頑張ろう.