学生が某全国大会の学生奨励賞を受賞

指導していた修士学生が,某全国大会で学生奨励賞なるものを受賞したそうだ.研究の中身はそこそこ盛り沢山な感じだったが,研究の導入部がやや弱かったので,その辺りで発表練習の時に煮詰めるのが大変だった.本人いないが,評価されて良かったね,と言ってあげたい.共著論文が出た全国大会には(地方開催だったので)参加しなかったが,きっと発表もうまく行ったのだろう.
研究でイントロを仕上げるのにいちばん苦労するというのはいつも同じだけど(今回の学生のように)新しいタスクに取り組む際には宿命のようなものでもあるし,なんというか,使うべき所で頭を使っている感じがして心地が良い.シーズベースで研究を始める場合と違い,ニーズベースで研究を始めるとイントロは大変でも最終的には何とかなるので,安心して見ていられる.今年は,既存のタスクを後追いでやる学生がいなかったので,そういう意味では指導していて楽しい一年だった.
結局一年で7人ぐらい(半)指導していた気がするけど,来年はもうちょっと少ない方がいいかも.一人一人に割く時間がこれ以上少なくなると何だか申し訳ないし.
そうそう,イントロで思い出したけど,共著論文の担当箇所(イントロ)を頑張らなければ.