国内論文誌の論文がひと通り揃った

可視化系の国際会議に共著論文が通った - ny23の日記の研究が某国内論文誌に通った.研究会推薦論文だったので,査読は概ね好意的だったが,自分の担当箇所で(可視化の論文が主役の論文であることを意識して)脇役として抑えて書いていたところに沢山コメントを頂いた.査読者はおそらく微妙に専門外の方だと思うのだけど,そのぶんかえって本質を捉えているというか,よく読んで頂けている感じのコメント.とてもありがたい.論文が簡単に採録されるのも複雑な気分 - ny23の日記みたいに,コメントが少ないのも楽という意味でいいけど,論文誌ではやはり直しがいがあるコメントを頂ける方が嬉しいな.可視化の共同研究も,これで本当に一段落.分野外の研究者と共同で分野横断的な問題に取り組めたのは,良い経験だった.今回の研究で,自分の分野と情報可視化の分野の間には,まだまだ沢山金脈が隠れているような感触を得たので,機会があれば新しいネタをやりたいな.
これで情報系の代表的な国内論文誌には一通り論文が出たことになる(はず).今までは半ばねらって別の論文誌に論文を出してきたけど,各論文誌の査読のテイストも大体分かったので,次からは論文に最も適したところに論文を出せそう.
ついでに,ここ3ヶ月ぐらいの頭痛の種もようやくかたがついた.家族にとても負担をかけたので,今日は早く帰ろう.