谷根千を歩いた

今日は妻と谷根千に行ってみた.日暮里駅を降りて,谷中銀座に着いたのは12時前.ひみつ堂@谷中に行ったら2時間待ち.と言っても,名前を言って指定された時間に来るというスタイルなので,実際に並んだのは30分ほど(1時50分〜2時20分).自分たちの場合は2時間待ちでお昼を食べに行くのにちょうど良い待ち時間だったが,自分たちが並び始めた頃(1時50分過ぎ)に来た人たちは5時50分とか6時(4時間待ち)とか言われて引いていた(それでも名前を書く人はいたけど).混み具合が予想つきにくいので,土日に行くのはいろいろと注意が必要そう*1
注文したのは生メロンと河内晩柑のかき氷*2.練乳,ミルク,ヨーグルトなどを含まない果物の果汁だけの味で,さっぱりして最後まで美味しくいただけた.甘みが足りない気もするけど,くどいよりはいい.しかし,氷の仕上げはやはりもう一つ.ひみつ堂や阿左美冷蔵のように氷の削りが荒い・厚いと,口の中が最後冷え過ぎて痛くなってくる.舌で溶けるぐらいの薄さ*3が一番美味しいと感じる.この辺りは氷の削り方だけでなく,氷自体の温度(氷の保管温度や室温に晒した時間)や量,室温なども関係してくるだろうし,難しいところだと思う.
しかしひみつ堂はかき氷屋としての佇まいが素晴らしい.庶民的で気取らない雰囲気の店内で,懸命に客の目の前で氷を削り,シロップをかけ,皿を洗う店員の人たち.この近さがいい.「初雪」かき氷機の懐かしさも相まって,開店して一年という新しさを感じさせない.既に谷中の街に溶け込んでいる.かき氷を食べていて美味しいと思うのはこういう店だな,と思う.前回行った時広いなあと感じた店内は,実際には狭く単に奥の壁に鏡が貼ってあるだけだった.だがそれがいい
お昼は妻のリクエストで根の津@根津.ひみつ堂からへび道を歩いて根津神社に行く通りを曲がる.ここに来るとたいていぶっかけ系を頼んでしまうのだけど,丸香@神保町のかけのようないりこ出汁に浸ったシンプルなかけうどんの方が好みかな.帰りは不忍通りからよみせ通りに入っててくてくと.道すがら,根津のたいやき@根津でたい焼き二つ.旅ベーグル@谷中でベーグル三つ.菊見せんべい本店@千駄木でせんべい一枚.今回は前を通っただけだったが,芋甚@根津など,ちょっとずつ腹に足していく感じの店が沢山あるので谷根千を歩くのは楽しい.
旅ベーグルで買ったのは12穀ベーグル,大葉とクミン,デュカ.ホームページの口上が面白い.関東近辺のベーグル屋もずいぶん廻ったが,どちらかというと生地の素材(全粒粉など)やフィリングのバリエーションで流行っている店が多いようだ.若い女性が購買層の中心だからかもしれないが,個人的にはマルイチベーグルのようにベーグル自体に十分な噛みごたえ・食べごたえがある方が好み.ニューヨークとかで学会があれば,嫌というほど買って帰るのだけどな.

*1:帰るときに見かけたが,四代目徳次郎の天然氷を使ったかき氷がすぐ近くにあるだんだん坂脇の茶遊亭で始まっていた.シロップは純味和三盆(750円)など.

*2:山梨穂坂の白鳳桃を食べようと思っていたが,限定20食で売り切れだった.これは平日の開店直後に行くとかしない限り厳しそうだ.

*3:氷はだるまや餅菓子店@十条がだんぜん良い.三日月氷菓店@柏も写真を見る限りよさそう.