神保町味めぐり

というほどでもないのだけど,昼はとんかつのとんかつ いもやに同僚氏と行った.いもやはデフォルトで何も言わなければ,とんかつ定食になるシステムで,全ての流れが完璧に最適化されている.お昼はほぼ満席,カウンター席でグループ客でも一人ずつ座るよう暗黙の了解があり,開いた席に座ると同時に定食の皿が運ばれ,漬物のタッパーが回ってきて,食べ終わるとその場で支払う(釣りは各テーブルの近くに250円ずつ積み上げられている).何だか餌を与えられる鶏か豚になったような気分だ.とんかつ自体はまあ普通.
夜は神田伯剌西爾へ研究室時代の先後輩と行った.地下1Fで瓢箪のような間取りで,片側が禁煙(小さい方),もう片側が喫煙(大きい方)になっている.四人座れるテーブル席が並んでいるのだけど,一人客が多く,珈琲を味わいつつ,黙々と独りの時間を愉しむという雰囲気だった.頼んだのはマンダリン.味はまあ普通.というか,美味しいのは美味しいのだけど,自分で淹れるのに比べて特別に美味しいということはなかった.やはりここはブラジルを頼むべきだったか.また機会があれば,珈琲舎 蔵か,ネルドリップカフェ・トロワバグにも行ってみたい.