テレビが終わった

正午過ぎ,レンタルしたアルゼンチンババアを観終わって,チャンネルを回したら,アナログ放送が終了していた.15年以上前に買ったアナログテレビデオもようやくお役御免というところか.一般家庭では,ほとんどが液晶・プラズマテレビを導入済だろうし,そうでない家庭もテレビを見る習慣があれば既に地デジチューナーをつけていると思われるので,自分のようにアナログテレビのままこの日を迎えたという家庭はかなり少なそうだ.液晶テレビ自体はそのうち買っても良いかぐらいには思っていたのだけど,そもそもテレビ自体,大手メーカーの製品ばかりで家電としての魅力も乏しく,相棒ぐらいしか見る番組もないので,昨年11月のエコポイント半減の乗換ブームもスルーして*1,なんとなく買いそびれてしまった.とりあえず,(次の相棒が始まる)10月ぐらいまでは買う必要はないかな.
今回のアナログ放送に限らず,自分は最近どうも世間の流れから取り残されていると感じることが多い.ETC も助成金制度があるうちは設置せず,下道を数百km走る日帰りドライブばかりしていて,最終的に取り付けたのは(下道で日帰りで行く所がほぼ無くなった)今年の GW,高速1000円が終わる1ヶ月前だった.結局 ETC を設置してからは毎週末500kmぐらい走っていたので,取付料金の元は取ったと思うのだけど,もう少し早くつけていても良かったかなと思う.
夜,2〜3週間に一度のペースで行っている坂戸のあかね寿司に行った.あかね寿司では,いつもテレビが BGM としてかかっているが,今日は沈黙しているな,と思ったら,アナログテレビだった.マスターは大したことでもないという様子でひとこと,静かでいいよ,と言っていたが,この言いようもない,世間から取り残されたような淋しさを,今日この日に共有できたのは良かった.二人で13貫(トロ,ネギトロ,エンガワ,穴子2貫,コハダ,アジ,鉄火巻,サーモン,ハマチ,アボガド巻,タコ,味噌汁)食べて,計2184円.安過ぎです.埼玉県は,川越〜坂戸近辺に住んでいる人が勝ち組だと思う.
以上,どうでもいい日記なので,ついでに近況など.論文が簡単に採録されるのも複雑な気分 - ny23の日記採録されたジャーナルの最終原稿(LaTeX)を木曜日(21日)に投稿したら,PDF 原稿も必要と言われた.どうも,編集の方で最終原稿を英文添削にかけるそうだ(添削内容が多い場合は原稿を再提出することになるそう).そもそも国際学会に投稿した際に英文添削に出している上,最終原稿投稿前にダメ押しで英文添削に出したので直すところも無いかと思うのだけど(この英文添削ではほとんど直されなかった)編集の側でここまでやってくれるとは驚きだ.著者校正時に確認がしやすいように,英文添削で修正が入った後の原稿が欲しい旨伝えたら,修正の多少に関わらず,PDF 原稿を頂けることになった.これはありがたい.国内英文論文誌も出してみるものだ.掲載料が無料だったり,いい論文誌にしようという志が感じられていいな.投稿した最終原稿は読まれてなんぼなので draft 版で早速公開しておいた.
で,論文を出したちょうどいいタイミングで,MacBook Air (Mid 2011) が発売された.これは論文提出のご褒美に新しいノートPCを買いなさいという天啓に違いない.そんなわけで,3年ぶりにメインマシンを買(ってもら)うことになったのだけど,金曜が振替休日の上,月曜が自宅勤務で注文できず*2,注文するのは火曜日以降になりそうだ.これももうしばらく待てということなのかな.こちらも流れに身を任せてみよう.
[追記] 英文添削は,数個のタイポ(agreement と時制,まだあった!)と長文の分割指示,冠詞の追加ぐらいで問題なかったのだけど(少数の訂正でも)こちらで直すと解釈されたらしく,ハードコピーを二部再提出することとなった(+80円).メール便を出すついでに,MacBook Air の11インチを注文したら,「Apple Store では数営業日で出荷となっているかも知れませんが,生協では色々あって入荷まで最低でも二週間はかかります」と言われた orz.
前の研究は古い MacBook と共に終えて,新しい MacBook Air が来たら新しい研究を始めるんだ・・

*1:そもそもエコポイント自体を把握していなかった.ちょうど11月に某シンポジウムで一緒にご飯を食べた某研究室の某先生が購入を検討しているという話を聞いて初めて知った.

*2:木曜のうちに注文しようと思ったが,原稿を出した1分後に生協が閉まった orz