風邪が治るのにちょうど一週間

先週の水曜日に,咳と鼻水の症状が既に出ている所で,ミーティングの締めに「来週は修論の締め切りだから体調だけは崩さないように」と学生に言ったら,そのあと自分の方の体調がみるみる悪くなり本格的な風邪になってしまった.
木曜,金曜と家で寝込んで妻の実家に召喚され,さらに土曜,日曜も回復しないまま月曜に.土曜から日曜あたりが風邪の症状のピークで,熱は37.5度ぐらいと大したことはないのに,偏頭痛を含めて頭痛がひどく*1,ボーッとして何も考えられない状態だった.こんなときは大人しく寝ているのがいちばんと思って,ひたすらに寝てみたが,眠れども眠れども症状が全く改善しないので,困ってしまった.昔は一眠りすれば体調は顕著に改善したものだけど,こんなにどんよりと曇った体調が続くのは初めてだ.
修論のチェックがあるので,昨日(月曜)は大学に頑張って来たが,夕方ぐらいには意識が朦朧としてきて,なんだかよく分からない状態になった.家に帰っても消耗し過ぎていて寝れず,このまま回復しないままなのかなとかなり凹んだが,今日(火曜)になってやっと(職場に10時過ぎまでいたが)一日体調を大きく崩さず過ごせたので,復調を意識できるようになってきて安堵.今日は条件付き採録されたジャーナルの回答文の確認など,自分の仕事も少しできたが,この一週間,思い返してみると,ほとんどまともに仕事ができていない.構文解析器の Makefile は書いたが,ターミナルで make と打って,「まけ」と出て,さらに打ちのめされるなど.
しかし,風邪ひとつでインフルエンザ級のダメージとは.もううかつに風邪ひとつひけない歳になったのか.今週は発表練習祭りがあるというのに,体力持つか不安だな.
[追記; 2/8] 修論の締め切りの日だったので,早めの電車に乗って大学に行こうとしたら,マスクがないのに気づき,うあーとなった.あまり効果はないとは言え,周りで咳が聞こえまくるなかマスクがあるのと無いのとでは気分がかなり違う.自分の咳にも気をつけつつ呼吸を抑え,新宿で電車を降りた所で,耳にかけたまま顎のところに引いて外していたマスクに気がついた.アホだな.
そして,自分なりに手厚くみていたつもりだったのに,謝辞の名前が全くの別人になっているなど(むち打たれる感じ).

*1:頭痛 - Wikipedia群発頭痛のイラストほどではないが.