iPhone 3GS を水没させてみた

そのうちやるだろうなと思っていたが,浴室で iPhone 3GS を水没させてしまった.動揺して,振ってはいけないのに何度も振ってみたり,電源を切ったら入れてはいけないのにオン・オフを繰り返していたら,そのうちにディスプレイに縞が入って明滅しバックライトが死んだ.
そのあと少し落ち着いて,カバーを外し,SIM カードを抜いて,穴という穴にティッシュを詰め込んで水分をとり,電源を入れたまま SIM カードを抜いた穴にドライヤーで涼風を当てる→カメラのレンズが曇ったら温風を本体に当てるを10分ぐらい繰り返したらバックライトが復活した.念のためティッシュに包んで乾燥剤と一緒に Ziploc に入れて相棒を流しておくことにする.
水没から復旧した後になってウェブをじっくり調べたら,役に立ちそうなページと,興味深いサービスが見つかったのでメモしておく.

ちなみに液体浸入インジケータはコネクタの方だけ反応していた.電化製品を水没させたら,電源をオフにして徹底して乾燥させる(水分が飛ぶまで待つ)というのは基本だなぁ.
あまりにあっさり復活したのでなんだか拍子抜けしたが,これはつけていた epik のシリコンケース(ebay で三つ $12.99 の廉価品)のお陰かもしれない.イヤホンジャックとコネクタ部以外は開口部が無くディスプレイの縁まで覆うタイプの密着ケース.ボタン類はケースの上から押さえる必要があり,押しにくく不便に感じていたが,逆にそれで防水効果があったのだろう.
epik のケースはもちろん対衝撃性も十分で,iPhone はこれまでも何度落としたか分からないぐらい落としているが,運悪く凸凹のある地面にディスプレイ側から落として小さい傷が付いたのを除くと,ことごとく損傷を防いでくれている.$4.33 でこれだけ iPhone を守ってくれたら十分過ぎる貢献と言えよう.
[追記; 9/9] その後しばらくバッテリー残量が 10%以上残っているのに電源が切れて入らなくなるという不具合があったが,時間と共に解消されてきた.その一方で,ホームボタンの効きは劇的に改善した.トータルではメリットの方が大きかったような気がする.