2017北海道サイクリング二日目

2日目は富良野から狩勝峠方面にあるダラムサラーまで。峠越えが2つあるが、123kmで距離が短いので、のんびり行くことに。緊急のメール案件が来て1時まで起きていたのでやや寝不足で体力が回復していない。。

コース概観 (google map)

このルートの問題点は、とにかく食べるところがないところで、いつもはダラムサラーが予約できず、150-160km走らなけられば宿がなかったため、70kmほど走ったところにある日高峠に登る直前のセイコーマートでご飯を買っていた。今回は事前に予約していたので、もっと手前で食べることとし、平取の和牛が食べられる、じゃんけんぽんに良い時間に着くよう調整することに。

まず、出発を9時ぐらいまで送らせて、さらに二風谷のアイヌ文化博物館でのんびり見学した。中の展示はアイヌの生活から切り取った素朴なもので、好みだったが一番記憶に残ったのはこの展示。

これでキャッチ&リリースとはウィットが効いている。時間的順序関係ではなく単なる並列関係で&を使うとは。。お土産物屋さんにはゴールデンカムイの色紙が。。

そこからじゃんけんぽんに行くと、ちょうど11:30。ここまで45kmほど。メニューから、かなり迷ってハンバーグとステーキ両方食べられるセットを選択。これが最高に美味しかった。ハンバーグのジューシーさも良かったけど、赤身の和牛のさっぱりとした旨味の凝縮されたステーキが至高。やはり運動してから食べると2倍3倍ご飯が美味しく感じる。

その後から、少し登り基調になって、いつものセイコーマートにたどり着くまでに280m登り、そこから短時間で220m登って日高峠、330mぐらいまで降りて、占冠の道の駅でまったりとした後、二つ目の峠越え。謎だったのが、峠付近が最高標高ではなく、その後もトンネルまで80m近く登らされたこと。なんか納得いかない。途中、道路に謎のマークがあったのだけどこれなんだろう。

ここで、本当に申し訳なかったのだけど、峠からの降りを50km/hぐらいで降りている途中で、若い女性二人が道端に車を止めて手を振っていて、最初挨拶してくれてるのかなと思ったら、どうも止まってほしかったような表情で、その時にはときすでに遅しで減速できず、話を聞いてあげられなかった。エンストだったりガス欠だったりやんごとないトラブルが起きていたのかもしれない。自転車の自分には何もできなかったかもしれないけど、それでも何かできることがあると判断したからだろうし、申し訳なかった。圏外の場所だったので、下に降りて助けを呼んで欲しかったのかもしれず。。もう少し余裕を持って走らなければいけないなと感じた。

そんなこんなで、ダラムサラーに着いたのは17:30。Googleマップを信じて走ったら、砂利道に突入したり登る必要のない丘を登らされたりで散々だった。でも、丘の方は美瑛っぽくて雄大で心打たれる感じだったのでまあいいか。。

宿には、同じく自転車で自分と逆のルートで中標津空港から千歳空港に向かう途中のご夫婦がいて、色々情報交換したりするなどした。色々旅行されているご夫婦で、自転車の他にも全国の街道を2000km以上歩かれたりされていて、羨ましいなぁと思った。6:30から8:30まで話していたかな。

ダラムサラー、インド音楽のライブを期待して来たけど、今夏は終わってしまったのか開催されず。。9月で宿を閉めると聞いたので、結局聴けずじまいだった。残念。人が少なかったからか、夜のトークタイムはなし。明日は狩勝峠を越えて150km以上走る必要があり、ややハードなので早く休めるのは良かったけど、少し淋しい気持ちも。

今日の進捗
5h40m32s / 123.26km / 21.7km/h
寝不足なのを考えると、峠越えでこれぐらい出てればまあ、明日も大丈夫かな。